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東大寺学園高校が高校募集を停止する理由はなぜ?いつから?

関西では灘・甲陽学院に次ぐ最難関私立高校の1つである東大寺学園高校。

なんと、東大寺学園高校が高校入試を廃止し、高校からの3か年募集を停止するのが決定したそうです。

首都圏では高校からの外部募集がない完全中高一貫校が多いですが、関西でもそんな流れが今後来そうな予感。

では、なぜ東大寺学園は高校入試を辞めて外部募集を辞めるのでしょうか?

東大寺学園高校が高校募集を停止するのはいつ?理由はなぜ?

東大寺学園は高校からの外部募集は現在1クラス40名のみ募集しています。

2021年の入試から中学入試の募集人数が増員されており、3年後の2024年入試から東大寺では高校からの外部募集を停止するらしいです。

高1の間は内部生と外部生は別クラスのようですが、高2から合同クラスになるようです。

ライバル西大和学園では高1、高2は別クラス編成で2年間で内部生との学習進度を追いつくカリキュラムの編成がされているので、まだゆとりがあるのですが、東大寺の場合高校から入った生徒は高1の1年間で中学からの6か年生との進度の差を埋めないといけません。

1年で内部生に追いつく為に必死で勉強しないといけないらしく、あまりの速度に勉強についていけない生徒も続出したことや教員の負担もかなり大きかったことから、いっそのこと高校募集を停止し、中学の募集人員をその分増やし、完全中高一貫校に生まれ変わるというのが真相のよう。

東大寺に限らず、それなりに難関私立高校の場合、高校から外部で入った場合、どこの学校でもこの問題はあるようで、せっかく難関校に入学したのに、ドロップアウトしてしまって高卒認定試験を受ける生徒も意外に最近は多いらしく、完全中高一貫校が今後関西でも増えると予想されます。

東大寺学園高校募集廃止まとめ

  1. 東大寺学園では2024年入試より高校入試を廃止
  2. 外部生は高1のわずか1年間で内部生に追いつく為のカリキュラムが非常に厳しく、生徒だけでなく教員の負担も大きい

以上が東大寺が高校入試を廃止する主な理由のようです。

これによって関西でも最難関私立で高校からの外部募集をする学校がかなり減ってきており、灘・洛南・西大和学園・大阪星光学院(10名のみ)・白陵(若干名)ぐらいになりそうな感じです。

星光と白陵は若干名の募集なので、まともに高校からの外部募集があるのは実質灘・洛南・西大和の3校のみですね!

これらの最難関私立はまずます中学受験で入れるなら中学受験で入るに越したことはなさそうな感じになりそうです。

東大寺学園の受験を考えている親御さんやお子さんはぜひ参考にしてください。