大学入学共通テストでは基本的に鉛筆の使用を推奨されており、シャープペンでマークしないで下さいと注意事項に書かれています。
とは言え、普段鉛筆を使わない受験生はシャーペンしか持って来ておらず、マークシートもシャーペンでマークしたりする人も実際結構います。
いったいなぜ共通テストでシャーペンでマークはNGなんでしょうか?
共通テストマークシートシャーペンNGの理由
マークシートでシャーペンを使わないで下さいと共通テストの入試要項に書いているので、基本的に鉛筆でマークシートを塗りつぶすようにして下さい。
なぜ、シャーペンでマークしたらいけないかと言うと、シャーペンは鉛筆に比べると薄くなりやすく、機械で読み取れにくいということがまず1点。
次に、シャーペンでマークした回答は消しゴムで消しにくいことがあり、書き直した際に前の回答が残ってしまっていることがあって、二重に読み取ってしまうリスクもあるのがもう1点だそうです。
しかし、実際鉛筆を忘れて普通にシャーペンでマークをする受験生は結構多く、試験監督に注意されることもめったにないので、いわば黙認状態となっており、シャーペンでマークしているからと言って不正扱いになってペナルティを受けたり、退場させられたりはありません。
ただし、共通テストにシャーペンの持参自体はOKになっており、メモや計算に使ったり、問題用紙に回答を書きこんだりすること自体はOKとなっています。
共通テストシャーペンまとめ
- 共通テストのマークシートにシャーペンで回答することは規約上NGとなっている
- 鉛筆に比べるとマークが薄くなりやすく読み取りにくいことや、シャーペンで回答した際に消しゴムで消しにくいこともあるので前の回答が残ってしまって2重に回答になるリスクがある
- 実際は、鉛筆を忘れてシャーペンでマークする受験生は多数いる為、試験監督から注意されたりはめったになく、黙認状態になっている
- シャーペンは持参自体は何の問題もなく、メモや計算に使ってもいいが、マークで回答する時は使用NGというのが正式な回答
以上、共通テストにおけるシャープペンシルの使用についてまとめました。
メモや計算用にシャーペンを使うことは問題ないですが、このようにシャーペンでマークすることはNGになっています。
実際のところシャーペンでマークしただけで不正になったりはしませんが、規約に書かれているので鉛筆を使った方が無難です。