2022年から新たに大阪市立大学(市大)と大阪府立大学が合併して出来た大阪公立大学ですが、大阪公立大学が第一志望の受験生はいったいどこの私立大学を併願しているのか?気になる人も多いと思います。
併願校の私立大学だけでなく、また併願の成功率も気になるところでしょう。
いったい大阪公立大学の受験生はどこの私立大学を併願校にしているのでしょうか?
大阪公立大学の併願校の私立はどこ?成功率も!
一般的に大阪公立大学で併願先の私大として受験するのが関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学・近畿大学の5大学です。
一部早稲田大学と慶應義塾大学も受験する層もいますが、基本的には上記の関関同立と近大を受験する人が多いです。
関関同立の中で最も相性がいいのが受験方式が多様な立命館大学で、続いて関西学院大学、逆に相性が悪いのが同志社大学で、大阪公立大学合格者でも同志社は落ちる受験生がかなり多いです。
特に同志社は文系数学が相当難しいことと合格最低点がかなり高いので、一教科でも失敗するとかなり厳しく数学でコケて不合格になる人が多いようです。
滑り止めは近大を受験する人が多いようです。
関大では滑り止まらないことや同じ大阪にあって立命館同様入試方式が多様な近大を滑り止めにする人が多く、近大に落ちる受験生は大阪公立大学の合格はかなり難しくなるのではないでしょうか?
他に理系の受験生は関関同立や近大に加えて、大阪工業大学を滑り止めに受験する人も一定数います。
大阪公立大学の併願成功率はどれぐらい?
2021年の入試データを参考にすると、大阪市立大学と大阪府立大学の併願成功率は以下のようになっています。
●大阪市立大学
- 立命館合格 63%
- 関学合格 58%
- 関大合格 54%
- 同志社合格 36%
- 慶應合格 25%
- 早稲田合格 20%
●大阪府立大学
- 立命館合格 66%
- 関学合格 55%
- 関大合格 45%
- 同志社合格 39%
- 慶應合格 21%
- 早稲田合格 20%
上記のデータからやはり立命館と関学の併願成功率が高いようです。
立命館は入試方式が多様なことで合格しやすく、関学も独自英数方式など英語、数学で受験できる経済学部等が強いようです。
文系数学などの問題が難しく合格最低点が相当高い同志社の併願成功率はやはり悪いようです。
大阪公立大学の併願校の私立や成功率まとめ
- 関関同立と近大を併願校の私立大学で受験する人がかなり多い
- 入試方式が多様な立命館大学や独自英数方式のある関西学院大学との相性が良い
- 同志社は合格最低点が異様に高く、問題もそれなりに難しいことから併願で失敗する受験生がかなり多い
- 滑り止めは関大だと滑り止まらない可能性があるので、立命館同様、入試方式が多様な近大を受験する人が多く、理系の受験生は同じ大阪にある大阪工業大学を受験する人も一定数いる
以上、大阪公立大学の併願校や成功率についてまとめました。
個人的にはやっぱり立命館が最もおすすめで受かりやすく、滑り止めには近大を受験するのがいいでしょう。