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広島大学と岡山大学どっちが難しい?共通テストボーダー得点率比較!

中国地方の最難関国公立大学である広島大学(広大)と岡山大学(岡大)。

広島大と岡山大と金沢大と千葉大を合わせて金岡千広と呼ばれたりもします。

岡大を受けようか?広大を受けようか?どちらにするか迷う受験生も多いと思います。

そこで、いったい広大と岡大ではどっちが難しいのか?共通テストのボーダーの得点率で比較したいと思います。

広島大学と岡山大学共通テストボーダー得点率比較!

河合塾の2022年の共通テストボーダーを参考に広島大と岡山大を比較したいと思います。

※前期

学部名 広島大ボーダー 岡山大ボーダー
69% 70%
71% 68%
経済 66% 67%
教育 64% 64%
62% 64%
63% 66%
69% 70%
72% 74%

このように学部にもよりますが、文系学部は広島大と岡山大でほぼ互角、理系学部は岡山大の方が広島大よりも難しくなっています。

 

5年前、10年前までは広島大の方が文系学部、理系学部ともに岡山大よりもやや上だったように思うのですが、近年はやや岡山大の方が難しくなっているようですね。

広島大は東広島市にキャンパスがあり中心街から離れているのに対し、岡山大は街の中心部にあるので立地の良さとかも関係しているのかもしれません。

後は岡山大は兵庫県の隣にある分、関西の進学校からの合格者が毎年かなり多く、共通テストで失敗して大阪大や神戸大が厳しくなってしまった受験生が立地的に近い岡大を受験するパターンが増えているのでそういうのも影響して岡大の偏差値が上がったことも考えられます。

広島大学と岡山大学比較まとめ

  1. 数年前までは広大の方が岡大よりも難しかったが、2022年は岡大の方が広大よりも共通テストのボーダーが高い(学部にもよる)
  2. 広大は広島の中心地から離れた東広島市にキャンパスがあるのに対し、岡大は岡山の中心地にキャンパスがあり立地が良い
  3. 大阪大や神戸大を目指していた関西の受験生が共通テストで失敗して、立地的に近い岡大を受験するケースが以前より増えており、岡大の人気や偏差値が上がっている

中国地方の最難関大学である広島大と岡山大を比較してみました。

やや岡大の方が偏差値が上になっていますが、有名企業就職率では広大と岡大でほとんど変わらないです。

2次試験の問題の相性なども考えて、岡大にするか広大にするか受験生は決めて欲しいなと思います。