MARCH

関西からMARCHを受験する人が少ない理由はなぜ?

MARCHの入試で関西から地方受験できるのは中央大学と法政大学のみで明治、青学、立教は関西から受験できません。

これは昔から関西からMARCHを受験する人が少ないからだと言われています。

いったいなぜ関西からMARCHを受験する人が少ないのでしょうか?

関西からMARCHを受験する人が少ない理由はなぜ?

関西には関関同立があるのでMARCHを受験する人がほとんどいないからです。

今でこそ東京一極集中の影響でMARCHの方が関関同立よりも難しくなっていると言われていますが、数年前まではほとんど差がなく、有名企業就職率では今でもほぼ互角と言われています。

関関同立トップの同志社なんかはむしろ明治や立教、青学よりも就職率が高いです。

となると、わざわざ関西から上京してまでMARCHに進学する人は必然的に少なくなります。

関西から上京してまで通う大学は私大だと早慶のみになり、上智や東京理科大に関西から行く人も非常に少ないです。

国公立でも同様で関西には京大・阪大・神大があるので、上京してまで通う大学は東大のみになり、一橋や東京科学大(旧東工大)には行く人は非常に少ないです。

それから上京するとなると、年間100万以上かかる学費に加えて、1人暮らしの賃貸マンション(アパート)の家賃を支払わないといけなくなります。

東京は関西よりも物価が高くワンルームマンションでも月8万以上は軽く超えてくることが多く、さらに食費などの生活費もかかるので、学費と家賃だけで年間200万、さらに食費などの生活費で年間300万以上はかかって来ます。

奨学金を借りる等は置いといて、平均年収450万とか言われている現代のサラリーマン家庭で、下宿代で年間300万払える家庭となると・・・そうないですよね。

これが自宅から通える関関同立だと授業料の100万だけでいいので、経済的に余裕があり、なおかつどうしてもMARCHに行きたい事情がない限り、関西から進学する人は少ないことになります。

関西ではMARCHは知名度が低い?

ある程度のレベルの大学受験を経験した人ならMARCHという名前ぐらいは知っていますが、大学受験を経験していない人で関西でMARCHと言われても知らない人が多いです。

明治、青学の個別の名前は知っていてもMARCHは知らないことが多いです。

関西では関関同立を知らない人はほとんどいないので、世間体的にもMARCHと関関同立なら必然的に関関同立に行った方がいいとされます。

関西からMARCHを受験する人が少ない理由まとめ

  1. 関西には関関同立があるので、わざわざMARCHを受験する人が少ない
  2. 上京すると学費だけでなく生活費がめちゃくちゃかかるので、よほどMARCHに行きたい人や経済的に余裕のある家庭でないと関西からMARCHに行かない
  3. 関西ではMARCHの知名度が低く、関関同立のブランドが圧倒的に強い
  4. 関西から上京してまで進学する大学は東大と早慶ぐらい

ちなみに、私のまわりではマスコミ関係にどうしても行きたい人なんかは関関同立よりもMARCHの方がいいので、明治や青学、立教に進学する人がいました。

法政や中央はほとんどいなかったです。

以上、関西からMARCHを受験する人、進学する人が少ない理由についてまとめました。

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