甲南大学の3月の後期入試について書きたいと思います。
甲南大学は3月5日に実施されます。
まず大切なことは、甲南後期の受験を少しでも考えている場合、後期の出願締切が確か2月23日あたりだったと思うので、早めに願書を取り寄せて出願するようにして下さい。
では、甲南大学の後期は難しいのか?解説していきたいと思います!
甲南大学後期難易度は難しい?
甲南の後期は文系学部の場合英語1科目勝負になります。
前期入試とはやや出題傾向が変わり、オールマークの入試で90分の間に大問7個を解かないといけないので時間が足りなくなることが多く、正直難しいです。
大門7個のうち、英文法問題は1個でほとんど長文読解となります。
長文1個につき10分、15分で解かないといけないので、同志社や関大の英語長文に慣れている人や英語の長文読解が得意な受験生におすすめかなと思います。
甲南の文系学部の偏差値は河合塾で50~52.5ぐらいですが、後期は英語1教科になることから偏差値でいうと+5の55~57.5は欲しいところです。
それだけ甲南の後期は前期に比べて難しくなります。
(※理系も前期よりもやや難しいですが、文系ほど難易度は上がらないことが多い)
甲南大学後期倍率や合格ラインは?
これは受験する年度や学部によって違いますが、基本的に前期に比べて各学部かなり倍率は上がります。(理系は文系ほどではない)
甲南の後期は低いところで3倍前後、高いところでは10倍を超える倍率になります。
ギリギリまで出願を待って、志願者数が少ない学部を狙うというのも作戦としてありだと思います。
合格ラインは年度によってかなり違い、英語の入試問題が難しい場合は6割前後で受かるんですが、問題が比較的易しい場合7割5分から8割近く取らないと受からない場合もあります。
甲南の2021年の後期は合格ラインが低くやや穴場だったので、隔年現象で2022年は難しくなる可能性はあると思います。
甲南大学後期難易度や倍率まとめ
- 甲南の後期は文系学部で英語1科目の入試でオールマークながらも、90分で大問7個を解く必要があり、難易度は高い(※英作文は出ない)
- 後期は倍率の低い学部で3倍前後、高い学部で10倍を超える
- 合格ラインは年度によって異なるが、問題が難しい年度で6割弱、問題が易しい年度は7割後半取らないと受からない
甲南大学の3月の後期入試についてまとめるとこのようになりました。
前期と傾向が異なるので、そこは注意しておきたいです。