近畿大学(近大)が志願者数ランキングで9年連続1位を達成するなど人気が急上昇しています。
東京一極集中がささやかれている中、関東よりも人口が少ない関西の大学が全国の志願者数1位を達成するなんて不思議に思う人も多いことでしょう。
いったいなぜ近大の人気がすごいのでしょうか?
近大はなぜ人気?行きたい人が多い理由!
近大の人気の理由をいくつかまとめてみました。
1 難易度がちょうど良い
近大は医学部を除くと偏差値55ぐらいの難易度です。
偏差値55というと真ん中よりもやや上ぐらいの難易度で、ちょっと頑張ったら手が届くぐらいの難易度の為、それこそ偏差値65ぐらいの人は滑り止めで近大を受けるし、偏差値45ぐらいの人もチャレンジ校として近大を受験します。
よって受験する層が幅広い分、近大は人気というのが1つの理由としてあるっでしょう。
2 キャンパスが大阪の中心部に近く、アクセスが良い
近大のメインキャンパスは東大阪市にある長瀬という駅で近鉄電車でなんばまで電車で20分。
梅田までも30分程度で行ける距離にあります。
関西の大学は東京の大学と違って郊外にキャンパスを構える大学も多く、近大のように梅田やなんばから近い大学はそうありません。
そういう意味で、大阪だけでなく、奈良や兵庫、京都の受験生も受けやすいことから近大の人気は高いです。
阪神電車なんば線開通以降、神戸からも1時間以内で近大に行けるようになったので、近大がさらに人気になりました。
3 知名度が高い
近大の全国的知名度は高く、関西の私大では同志社、立命館と並んでメジャーです。
関大や関学よりも近大の方が全国的知名度は正直高いです。
その結果、関西以外の東海地区や中国・四国地区、九州など地方の受験生も近大を受けるようになり、どんどん人気になってきていると思われます。
産近甲龍の中でも甲南や龍谷の知名度は関西の人でも知らない人がいますが、近大ならだれでも知っているので、近大の人気は高いのでしょう。
4 他の大学にない施設がある
近大にはアカデミックシアターと言って、24時間自習が出来る自習室が出来たり、漫画が読み放題のライブラリーも出来ました。
他の大学で24時間自習室や漫画が読み放題の施設がある大学なんてまずないので、近大にどうしても行きたい受験生がここ数年で一気に増えたと思います。
そういう意味で近大の人気がどんどん上がったきていると思います。
近大が人気の理由まとめ
- 偏差値が55ぐらいでちょうどいい難易度
- キャンパスがなんばや梅田からも比較的近く、大阪、奈良、兵庫、京都からも通いやすい
- 阪神なんば線開通以降、兵庫県から通いやすくなり、より人気になった
- 近大は全国的に知名度が高く、関西以外からの受験生が増えてきている
- 24時間自習室、漫画読み放題の図書館など他の大学にない魅力的な施設がある
以上、近畿大学がなぜここまで人気なのか?まとめてみました。
今後もっと人気が出そうなぐらい勢いがあり、関西の私大の中では近年最も勢いがある大学です。
そういう意味でも、近大の今後にも注目したいと思います。