関西私大第2グループ産近甲龍(京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学)の2024年の志願者数をまとめたいと思います。
関西を代表する中堅私大群である産近甲龍ですが、大手予備校の志願者動向予測ではどの大学も志願者がやや増加すると予想されていました。
実際のところどのようになったのでしょうか?
産近甲龍志願者数速報2025!
※前期の志願者数(※後期、中期日程等は含まない)
※京都産業大学
年度 | 志願者数 |
2025年 | 2万4816人 |
2024年 | 2万4475人 |
2023年 | 3万6235人 |
※近畿大学
年度 | 志願者数 |
2025年 | 9万7530人 |
2024年 | 8万8974人 |
2023年 | 8万7392人 |
※甲南大学
年度 | 志願者数 |
2025年 | 1万9389人 |
2024年 | 1万5302人 |
2023年 | 1万4073人 |
※龍谷大学
年度 | 志願者数 |
2025年 | 4万4079人 |
2024年 | 4万1046人 |
2023年 | 4万857人 |
※昨年比
大学名 | 昨年比 |
京産 | 101% |
近大 | 109% |
甲南 | 126% |
龍谷 | 107% |
今年から甲南は一般入試の前期日程を2月から1月末にずらした結果、志願者数が大幅に増加し、間違いなく昨年よりも難易度は上がります。
甲南と龍谷では近年は同レベルとされて来ましたが、今年は龍谷よりも難しくなると予想されます。
近大、龍谷は昨年並かやや難しい程度、京産は同程度になると思われます。
産近甲龍の中ではやはり京産が狙い目です。
近大は安定した人気で、全国的知名度から東海地方や九州地方、中国・四国地方、北陸地方など関西圏以外からの受験者を増やしており、産近甲龍の中では頭一つ難しくなるでしょう。
ただし、一部で言われているような近大の難易度が関大、関学に追いついたとか同志社₊関関近立になるとかそこまでは難しくならないと思います。
おそらく、入試難易度的には近大>甲南>龍谷>京産の順になると思われます。
産近甲龍志願者数速報2025まとめ
- 甲南が大幅に志願者数を増やしており、確実に難しくなる
- 近大、龍谷は昨年よりやや難しくなりそうで、京産は昨年と同程度だと予想
- 近大は近年関西圏以外からの志願者数を大幅に増やしており、産近甲龍の中で頭一つ抜けて難しい
- 近大>甲南>龍谷>京産の順に難しいと思われる
以上、産近甲龍の志願者数や難易度についてまとめるとこのようになりました。
京産がこの中ではワンランク易しいですが、就職率においては他の3大学と変わらないので、地元京都や滋賀の受験生のみならず、大阪や奈良、兵庫の受験生も受験しておきたいです。
大学全入時代の突入で定員割れする大学も多い中、産近甲龍は安定した人気があり、少子化の影響はまったくと言っていいほど受けていません。
受験生の方はぜひ参考にしてください!