関関同立の入試で合格最低点が一般的に低い狙い目の大学はどこか?
気になる受験生も多いと思うのでこれについて書きます。
赤本の合格最低点等を見ると、同志社と関大の合格最低点が異様に高くて、本番に弱い受験生は本当にこんな高い点数取れるのか?と不安になる受験生も多いと思います。
いったい関関同立の中でどの大学が合格最低点が低く狙い目なのでしょうか?
関関同立合格最低点が低い狙い目の大学はどこ?
結論から言うと、関関同立の中で合格最低点の低い大学は関西学院大学と立命館大学です。
なぜかというと、関学と立命館が関関同立4大学の中で単純に入試問題が難しいからです。
関学の場合は全学部ではなく個別日程の入試の合格最低点が低いです。
立命館は国語と選択科目で難問が多く、相対的に合格最低点が低くなりやすいです。
年度によって多少の差はあれど、関関同立で合格最低点が低い順番は以下のようになります。
関学・立命館>同志社>関大の順。
関大は偏差値は関関同立の中で最も低いですが、各教科入試問題が易しい分、なんせ合格最低点が高いので、ミスは許されないので偏差値以上に難しい印象。
3教科の中で苦手教科があったり、本番でミスしやすい場合、いくら偏差値が高くても落ちてしまう大学が関大と言えます。
よく同志社に受かったのに関大に落ちる受験生がいるのは、関大の入試問題が易しい分、単純なミスで取りこぼしてしまって合格点にのらない受験生が多いからなんですね。
同志社もかなり合格点が高いので、3教科バランスよく得点できない場合、同志社・関大よりも関学、立命館を軸に受験する方がおすすめ。
関大は年度にもよるけれど千里山キャンパスの場合、素点で77%とか78%取らないと合格安全とは言えないし、同志社は7割5分取らないと合格安全圏ではありません。
一方で関学や立命の場合も7割強取れれば、多くの学部で合格できるでしょう。
個人的には、立命館は入試方式が多く、得意教科を生かせる入試が数多く実施されているので、3教科バランス良く得点できない場合立命館が受かりやすいかなと思います。
逆転合格を狙いやすいのも関関同立の中では立命館が最もおすすめです。
ただし、受験生本人とそれぞれの大学の入試問題の相性もあるので、必要以上に合格最低点に捉われず入試で合格点を取れるよう努力するのがいいでしょう。
関関同立で合格最低点が低い大学まとめ
- 関関同立の中では基本的に関学と立命館が合格最低点が低い。
- 関学と立命館が合格最低点が低いのは入試問題が各教科難しいから。
- 逆転合格を狙えるのは入試方式が多様である立命館。
- 同志社や関大は合格最低点が高い分、ちょっとしたミスで不合格になりやすい。
まとめると、上記にようになりました。
入試本番に弱い受験生やどうしてもミスをしてしまう受験生は関学や立命館を軸に関関同立は受験していった方がいいでしょう。
関関同立を志望校とする受験生はぜひこの記事を参考に受験校を決めて頂ければと思います!