日東駒専の中でも頭一つ抜けて来ており、年々難しくなって来ていると言われている東洋大学。
MARCH志望の受験生も日東駒専の中では東洋大を併願するケースが最も多くなって来ています。
そんな東洋大ですが、得点調整はどのように行っているのでしょうか?
東洋大学得点調整と素点!合格最低点はどれぐらい?
東洋大は偏差値換算で得点調整を行っています。
選択科目だけでなく全教科に偏差値換算による調整がかかるようで、赤本などに掲載されている合格最低点は偏差値換算後の点数であり、素点ではないので注意してください。
東洋大の合格最低点は60%前後になっていることが多いです。
しかし、これは得点調整後の得点であって実際は6割で合格するなんてことはまずなく、もっともっと点数を取らないことには落ちてしいまいます。
東洋大は年度や受験する学部・学科にもよりますが、文系学部の場合は入試問題が比較的易しいと言われており、志願者も多い大学なので、高得点勝負になりやすく、素点で8割ぐらいないと受からないケースも近年は増加しています。
※東洋大学得点調整の例
科目名 | 素点(実際に取った点数) | 偏差値換算で調整後の得点 |
英語 | 80点 | 60点 |
国語 | 75点 | 55点 |
日本史B | 85点 | 65点 |
合計 | 240点 | 180点 |
偏差値換算で6割の180点になるように素点を取らなければならないので、上記のように300点満点で8割の240点取っても合格最低点ギリギリになることも。
このように東洋大は偏差値以上に難易度の高い大学であり、赤本などを一切取り組まずに入試に挑むと明治や青学、立教志望の受験生であっても落ちてしまうぐらい難易度が高くなって来ているので、あなたが受験する学部の赤本を最低2年分から3年分は解いて、東洋の出題形式に慣れるようにして下さい。
東洋大学得点調整と素点まとめ
- 東洋大では選択科目だけでなく全教科に偏差値換算で得点調整がされる
- 赤本に掲載されている合格最低点は得点調整後の得点で実際に取った素点ではない
- 赤本などでは6割前後の合格最低点になっているが、実際は8割以上取らないと安心できない
- 東洋大は比較的問題が易しく、高得点勝負になりやすいので偏差値以上に難易度が高い
以上、東洋大学の入試の得点調整についてまとめました。
繰り返しになりますが、東洋は問題が比較的やさしい分、とにかく高得点勝負になりやすいので、赤本対策などを一切せずに受験するといくら模試でA判定が出ていても落ちてしまうケースも多いです。
なので、最低でも2年分は赤本を解いて出題傾向や形式を掴んでから入試に挑むようにしましょう。