関関同立(関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学)の4大学の中で立命館と関大を併願する受験生も多いと思います。
特に、立命館大学にOIC大阪いばらきキャンパスが出来てからは、大阪、兵庫の受験生も立命を受験しやすくなり、関大と立命館の併願受験生がより一層増えたように思います。
かつては代ゼミ等では同志社・関学コースと立命館・関大コースに分かれていたぐらい立命館と関大でそこまで差はなかったのですが、現在は立命館の方が関大よりもやや難易度が高くなっています。
実際、ここ数年の間に立命館が関学を抜いて関関同立では2位になったほど。
実際どれぐらい差があるのか?立命館と関大W合格した場合の進学先について調べてみました。
立命館と関大W合格どっちに行く?
立命館大学と関西大学のW合格した場合の学部別の進学率をまとめてみました。
| 学部名 | 立命進学 | 関大進学 |
| 法学部 | 83% | 17% |
| 経済学部 | 100% | 0% |
| 経営・商学部 | 100% | 0% |
| 文学部 | 71% | 29% |
| 社会学部 | 90% | 10% |
| 理工学部 | 88% | 13% |
| 総合 | 86.3% | 13.7% |
このように立命館大学と関西大学W合格の場合、全体の8割6分強が偏差値通り立命館大学に進学するようです。
ただし、自宅から近い、通いやすい関大を選択する受験生も一定数はいます。
例えば、経済学部のあるBKC(びわ湖・草津)キャンパスだと神戸や南大阪からだと通学に2時間近くかかり、相当遠いので、梅田から通いやすい関大を選ぶ学生も一部います。
昔は立命と関大W合格の場合、6対4で立命に進学する受験生がいたのですが、現在は立命館の偏差値や就職実績が上がっていることもあり、立命に進学する人の割合が圧倒的に増えたと思われます。
立命館と関大W合格進学先まとめ
- 立命館と関大のダブル合格の場合、8割6分強の人が立命館大に進学する
- 自宅から近い、通いやすい関大を選ぶ受験生も一定数はいる
- かつては立命と関大でそこまで差はなく、W合格の場合、6割が立命館に進学し、4割が関大に進学していた時代もあった
- 昔に比べて立命館の偏差値や難易度が上がっているので、関大に進学する人は年々減少している
以上、立命館と関大のW合格の進学先についてまとめるとこのようになりました。
現在では関関同立は同志社>立命館>関学>関大の順番で進学しているようです。
とは言え、関大の難易度自体は昔よりも難しくなっており、同志社にはさすがに負けているものの、立命館と関学と関大の差はそこまでないでしょう。
受験生の皆さんはぜひ参考にしてください。