関西学院大学の入試が2月1日から実施されますが、最も配点が高い英語について解説したいと思います。
かつては英語の関学と呼ばれるほどかなり難易度が高く、英語で失敗してしまうとまず合格できないと言われていましたが、2023年現在関学の英語はどうなっているのでしょうか?
関学英語は難しい?難易度は?
関学の英語は今も変わらず難しいです。
関関同立の中では関学が最も難しいと言っても過言ではないほど。
というのも、関学の学部個別日程では関大や立命館では出題されない英作文や和訳の記述問題が出題され、配点も各15点ぐらいあり高いので、マーク式の勉強しかしていない受験生にとってはここで躓きます。
全学部日程では記述問題が出題されないですが、その分合格ボーダーラインも上がるので、非常に難しくなります。
続いて、関学の英語は同志社や関大のように長文読解さえ出来ていれば、ある程度点数が取れるような問題ではなく、英語全般の知識を問うような問題が多く、文法・語法も独立した問題が出題されるので、文法・語法が苦手な受験生は点が取れないです。
立命館や近大でも英文法や語法の問題がありますが、関学の英文法は立命、近大よりもワンランク難しく細かいところまで出題されるので注意が必要。
また、90分という短い制限時間の中で大問で6題あり、長文読解が3題、英文法・語法2題、会話文1題と相当な量をこなさいといけないことから、時間配分に気をつけないと点が取れません。
阪大や神大に受かる受験生で英作や和訳が得意な受験生でも、ほとんど過去問対策をやらずに関学の問題を解くと、関学の英語のボリュームに対応できず、時間が足りずに落ちてしまう受験生も毎年多いです。
したがって、普段から速読力と早く正確に解く力が必要になってくるので、そういう意味でも関学の英語は難しいと言えると思います。
関学の英語何割取れば受かる?
関学の文系学部全学部日程の場合、英語200点満点で7割5分の150点、出来れば8割の160点目指したいところです。
個別日程は少なくとも7割の140点、出来れば7割5分の150点取りたいところ。
理系学部の場合は7割の140点取れるようにすれば問題ないでしょう。
昔は6割5分の130点ぐらいまでも受かると言われていましたが、関学の英語は昔ほど難しくはなくなっているので、やはり7割の140点は取りたいところです。
関学の英語まとめ
- 関学の英語は立命館や関大では出題されない英作文や和訳など記述問題があり、90分という制限時間の中で大問6題も解かないといけないので難しい
- 長文読解さえ出来れていれば受かる大学ではなく、英文法・語法・整序英作文など細かい設問があり、総合力を求められる
- 関学の全学部日程で英語は150点から160点、個別日程で140点から150点は取らないと合格は難しくなる
以上、関学の英語についてまとめました。
個人的に同志社より関学の方が英語は難しく、関関同立の中では関学が1番難しいと思います。
赤本をまったくやらずに受験すると阪大や神大に受かる受験生でもマジで落ちてしまうので、最低でも3年分はやるようにして出題形式に慣れるようにしておきましょう。
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