関西学院大学(関学)の入試が2023年も例年通り2月1日(火)から実施されます。
関学は2022年から全学部日程の入試が2月1日、2日と2日間に渡って実施されることになり、個別の学部入試も実施されるのでより、受験の機会が増えて行きたい学部に行けるチャンスも増えることになります。
それに伴って、全学部日程の入試がこれまで選択科目間だけの得点調整だったのが、入試日程によって差が出ないように全教科得点調整されるようになるみたいです。
関学の得点調整はどのように実施しているのでしょうか?
関西学院大学(関学)得点調整の方法は?
関学は全学部日程の入試は今年から全教科得点調整が入り、個別の学部入試では3教科のうち選択科目と国語の2科目で得点調整が実施。関学の得点調整は中央値方式で実施されます。
中央値方式による得点調整後の得点の計算方法は、
(素点-中央点)÷ (満点-中央点)× 満点の半分 + 満点の半分
中央点というのは全体の受験生のちょうど真ん中に位置する受験生が取った点数で、仮に英語の中央点が120点だとします。
あなたが素点で200点満点中160点取りました。
この場合、英語のあなたの点数は、
(160-120)÷(200-120)×100+100=40÷80×100+100=150
中央点が120点の場合、あなたの英語の点数160点が得点調整によって150点になります。
英語160点→150点ということで、10点下がっています。
あなたの素点が中央点以下の100点の場合、英語のあなたの点数は、
(100-120)÷(200-100)×100+100=-20÷100×100+100=80
英語100点が得点調整によって80点になり、20点下がることになります。
このように中央値がいくらかによってあなたが取った素点が上がったり、下がったりします。
関学の全学部入試では3教科とも得点調整が入るので、赤本等に載っている合格最低点は得点調整後の得点になるので、合格しようと思ったらもっともっと点数を取っておかなければ受からないことになります。
同じく、個別の学部入試でも2教科得点調整が入るので、全学部ほどではないものの点数を取らなければ受からないことになります。
関西学院大学(関学)素点!合格最低点はどれぐらい?
関学の場合個別の学部入試の方が全学部入試よりも合格ラインが低く、受かりやすいと言われています。
合格の目安としては全学部入試で素点で7割5分前後、個別の学部入試で7割前後は取っておきたいです。
全学部入試は550点満点中410点、個別の学部入試では500点満点中350点は取りたいです。
関学最難関の国際学部等はもう少し取っておかないと合格は難しいです。
当然受験する学部や学科、年度によってこの数値は上下するのであくまで目安にしてください。
入試問題が難しい場合などは個別の学部入試で7割未満の340点や330点でも受かるケースも過去にありました。
関西学院大学(関学)得点調整と素点まとめ
- 関学は2022年から全学部入試が2月1日と2月2日の2日間に渡って実施される
- 例年、関学は全学部入試よりも学部個別入試の方が合格ラインは低く、受かりやすい
- 合格の目安は全学部で素点で7割5分前後、学部個別入試で素点で7割の点数は取りたい
- 全学部入試では3教科、学部個別入試では2教科の得点調整が入る
- 赤本等に載っている合格最低点は得点調整後の得点なので、素点では30点から50点上回っておかないとなかなか受からない
関学の入試の得点調整についてまとめるとこのようになりました。
受験生の方はぜひ参考にしてください。