近大の入試が2023年も1月末から始まりますが、注意して欲しいのが国語です。
近大の英語はオーソドックスな問題で高得点も狙えるのですが、国語はかなり難しく、癖がある問題なので、国公立大や関関同立志望の人も近大の対策を一切せずに挑むとかなり苦戦すると思います。
近大の国語はどのあたりが難しいのでしょうか?
近大の国語は難しい?悪問は出る?
まず、近大の国語は制限時間が60分しかないのにも関わらず、大問が3題(現代文2題、古文1題)出題されるので、スピード勝負になってきます。
なので、近大の国語をまったく初見で解こうとすると、時間が足りずに時間配分をミスってしまい、それこそ同志社志望の受験生であっても国語で失敗するケースがかなり多いです。
関大や共通テストの問題よりも遥かに近大の国語の方が難しいです。
しかも、現代文は読みにくい難解な文章が出題されることが多く、設問に関していうと、私の感覚でいうと選択肢が2つまでに絞られるんですけど、どっちが正解なのか?見極めがかなり難しく、それこそ慎重に読んでいないことにはなかなか正解が出来ない印象。
私が受験生時代は2択までに絞れたのに、残念ながらもう1つの方が正解で外すことが多かったです。
そういう意味で近大の国語は悪問が多いと言われていると思います。
近大の国語の対策法は?
近大の国語の対策に関しては、とにかく出題傾向に慣れる為に近大の過去問(赤本)を繰り返し解くのが1番いいでしょう。
変に現代文の参考書を買って解くよりも、近大の問題に慣れることが何よりも重要。
関関同立志望の受験生でも、近大の国語で失敗しないためにも、近大の国語の過去問は最低でも3年分、出来れば5年分はやりたいです。
近大の英語は英文法の問題が多くて、関学や立命館に近いオーソドックスな問題が出題されるので、関学や立命志望の受験生は過去問をそこまでやらなくても解けると思います。
同志社や関大志望の受験生は近大の英語の過去問は3年分はやっておきたいところ。
近大の国語は難しい?まとめ
- 制限時間が60分に対して、大問が3題出題されるので、時間が足りずに苦戦する受験生が多い
- 近大の現代文は読みにくい難解な文章が多く、設問も選択肢が2つまでに絞られるけど、1つに絞り切れない問題があり、悪問が多いと言われている
- 関関同立や国公立志望の受験生も近大の国語の過去問は最低でも3年分、出来れば5年分はやっておきたい
以上、近大の入試の国語の問題について書きました。
入試会場で初見で近大の国語の問題を見ると、思ったよりも難しくて焦ると思います。
本番で焦って頭が真っ白になって、国語で5割も取れない受験生も数多く見てきたので、そうならないためにも近大の国語の過去問は必ずやっておくようにして下さい。