共通テスト

共通テストリサーチC判定でも志望校に合格できる?

河合塾や駿台予備校等の共通テストリサーチでC判定が出ました。

A判定やB判定ならまだしもC判定っていうのはチャレンジするか?やめておくか?
迷ってしまう受験生も多いことでしょう。

共通テストでC判定の場合、志望大学に合格できるのか?
私の見解をまとめたいと思います。

共通テストリサーチC判定でも志望校に合格できる?

一般的にC判定は志望校の合格可能性でいうと50%ぐらいだと言われています。

細かく言うと40%から60%ぐらいであることが多いです。

C判定でも限りなくB判定に近いC判定なら60%近く合格率はあるでしょうし、C判定でもD判定に近いC判定なら合格可能性は40%強しかないということになります。

ですので、まずはB判定に近いC判定なのか?D判定に近いC判定なのか?これをまずはチェックするようにして下さい。

あとは志望大学ごとの配点の割合で、国公立大志望で2次試験の割合の方が共通テストよりも高い場合はC判定でもチャレンジしたいところ。

2次試験まで1か月以上あると思うので、この1か月で成績が伸びる人は一気に伸びるからです。

特に現役生は部活等で受験勉強がままならなかった人も多いので、この1か月で一気に力が付いて逆転合格できる受験生も多いです。

志望大学が2次試験よりも共通テストの割合が高い大学を志望する場合、C判定ではどうしてもA判定やB判定の受験生に負けてしまうので、落ちたくない、浪人したくない場合は志望校のランクを1ランク落とした方が安全なのは安全です。

このへんは自分1人では決めず、担任の先生や進路指導の先生、予備校や塾の先生に相談して決める方がいいでしょう。

それからC判定で志望校にチャレンジして、2次試験より前に実施される私立大学の一般入試で滑り止めの大学を2校ぐらいは受験して合格を確保しておきたいです。

1校だと緊張して本番で力を出し切れなかったり、どうしてもしてしまうので、2校受験するのがいいでしょう。

急遽私立大学を受験する場合は、過去問を解く時間もままならないと思うので、偏差値よりも問題の相性で大学を受験するのが鉄則。

特に、MARCHや関関同立以上の私立大学を受験する場合は偏差値以上に問題の相性で合格が決まりやすいからです。

英語なら英文法が得意なのに長文読解重視の私立大学を受験すると不合格になりやすいし、日本史や世界史などの社会科目なら正誤問題で点が取れない受験生が正誤問題をたくさん出す大学を受験しても不合格になりやすいです。

くれぐれも偏差値だけで受験校を決めるようなことはないようにして下さい。

浪人してもいい場合はC判定でもチャレンジすべきでしょう。

共通テストリサーチC判定まとめ

  1. 一般的にC判定は合格率40%から60%ぐらいと言われている
  2. B判定に近いC判定なのか?D判定に近いC判定なのか?必ずチェックする
  3. C判定でも共通テストよりも2次試験の割合が高い大学の場合は特に、残り1か月強受験勉強を頑張れば十分合格の可能性はある
  4. 共通テスト重視の大学を志望する場合、安全に行きたい場合は志望校をワンランク落とすか私大入試で滑り止めの大学を受験し合格を確保しておき、志望校にチャレンジする

共通テストのC判定についてまとめるとこのようになりました。

自分1人ではなかなか決められない受験生も多いと思うので、学校の先生や塾や予備校の先生に相談してみて経験者の話を聞きながら、受験校を決めるのがいいと思います。

悔いのない受験生活頑張って下さい!