2023年も1月27日から京都産業大学(京産)の入試が始まりました。
京産大は産近甲龍の1つだけに関関同立志望の受験生も併願先の1つとして受験する人も多いでしょう。
特に、京産は立命館や関大、龍谷、佛教大学と併願する受験生が毎年多いです。
受験生が気になる悩みの1つとして、得点調整と素点の問題があります。
いったい京産では何割取れば受かるのでしょうか?
京産得点調整と素点!何割取れば受かる?
まず、京都産業大学ではよくある選択科目のみに得点調整がかかるのではなく、全教科に調整がかかるそうです。
例えば、1月27日と1月28日の前期スタンダード方式で1日目の英語と2日目の英語の平均点に差がある場合は得点調整がかかるし、日本史B、世界史B、文系数学など選択科目間で平均点に差が生じれば得点調整があるようです。
それから京産は関大や関学のように中央値方式で得点調整をするのではなく、標準偏差で得点調整をするようで、偏差値を算出して合格ラインを決めています。
英語の平均点が100点満点で60点の場合、あなたが70点を取ったとすると偏差値53ぐらいになるので53点になってしまい17点も点数が下がることになるので要注意です。
赤本等に掲載されている合格最低点を見ると大体6割から6割強ぐらいの点数になっていることが多いですが、これはあくまで得点調整後の点数であって、実際はもっと点数を取らなければ合格できません。
3教科のスタンダード方式の場合、仮に300点満点で180点が合格最低点だとすると、素点は、最低でも30点は上回っていないと合格出来ない可能性が高いです。
となると、7割の210点で合格ボーダーライン、7割5分の225点でまず合格ラインとなるでしょう。
これはあくまで一例であって、受ける学部・学科によっては7割取れてなくても受かる場合もあるし、逆に7割5分でも合格ギリギリラインになることもあるので注意してください。
京産得点調整と素点まとめ
- 京産は選択科目間だけでなく、全教科で得点調整がかかる
- 中央値法ではなく偏差値法で得点調整される
- 赤本等に掲載されている合格最低点は得点調整後の得点なので、実際はもっと点数を取らないと受からない
- 目安として、京産の3教科スタンダード入試の場合、素点でいうと、7割の210点が合格ボーダーラインになることが多く、7割5分の225点取れればまず合格ラインになることが多い
以上、京都産業大学の得点調整と素点についてまとめました。
京産を受ける受験生の方はぜひこの記事を参考にしてください!