近大が関大を追い抜いて関近同立になると一部で言われたりしています。
関近同立とか同+関関近立とかいう表現をするメディアも増えてきています。
関近同立とは関学・近大・同志社・立命館の4大学を指します。
実際のところ近大と関大でどう違うのか?
近大と関大ではどちらに進学したらいいか?をテーマに記事を書きたいと思います。
最近志願者数が明治や早稲田を抑えて8年連続1位になるなど全国的にも有名になり、
勢いのある近大が関大を追い抜いた等いろんな話がありますが、
実際近大と関大でどう違うのか?徹底的に比較したいと思います。
近大は関大を抜く?近い将来関近同立になる?
●偏差値
- 近大法55.0<関大法57.5
- 近大経済55,0<関大経済57.5
- 近大経営55.0<関大商57.5
- 近大理工50<関大システム理工52.5
※偏差値では文系・理系ともに近大<関大
※河合塾偏差値より
以前にくらべると関大と近大の偏差値の差は確かに小さくなっています。
河合塾の偏差値でいうと2.5ポイントしか変わりません。
●志願者数
- 近大119915人>関大82592人
志願者数は難易度的に併願しやすく全国的な知名度も高い近大が関大を圧倒しています。
●学生数
- 近大31585人>関大28642人
●就職
有名企業就職率
- 関大17%>近大10%
三大メガバンク就職者数
- 近大43名<<関大162名
就職においてはやはり関関同立の一角である関大と産近甲龍の近大ではワンランク差があるのが現状です。
大手企業の中には関関同立やMARCH以上の大学でないとエントリー出来ない会社もやはりあります。
近大は関大を抜く?まとめ
全国的知名度・志願者数・学生数は近大が関大を追い抜いたと言えますが、
偏差値や就職実績ともに関大の方がまだまだ上です。
現時点で総合的に近大よりも関大に進学した方が確実にいいです。
ただし、近大と関大の差は確実に年々小さくなっており、近大の躍進は確かにすごいと言えます。
実際のところ関西地区以外の東海・北陸・九州・中国・四国などは全国的な知名度から、関西8私大の中で同志社・立命館・近大の3大学を受験する人が多く、関大や関学は地元関西の受験生が圧倒的に多く地元占有率がかなり高いです。
このように、近大の躍進によって近い将来関関同立と並んで、
関関同立近と呼ばれる日は近いかもしれませんが、
一部で言われているような近大が関大を抜いて、関近同立になるということは、
おそらくまだまだないでしょう。
以上近大は関大を抜いて関近同立?になるでした。