関西の名門私大群、関関同立(関大・関学・同志社・立命館)の4大学の中で浪人率が最も高い大学はどこか?
浪人生で気にしている人も多いと思うので、これについて記事を書きます。
早速答えから言うと、浪人率が最も高いのは同志社大学と立命館大学です。
同志社はやはり関関同立の中で頭一つ抜けた難易度があり、京大・阪大・神大といった
関西圏の最難関の国公立大との併願受験生が多い影響もあって、昔も今も同志社が関関同立の中で最も浪人率が高い大学になっています。
しかし、どうしても昔に比べて受験生の現役志向が強まっており、同志社もかつてほど浪人生はいなくなっており、現在は立命館大学の浪人率とほぼ互角になっています。
同志社と立命館の浪人率はどれぐらい?
同志社と立命館の浪人率はどれぐらいなのか?
一般入試で同志社の場合は現役が70%ぐらい、浪人が30%ぐらいの割合です。
全体の3割が浪人生というイメージ。
ちなみに文系学部よりも理系学部の方が浪人率は高い傾向にあります。
ただし、注意したいのが内部進学・指定校推薦・AO入試・スポーツ推薦などはほとんど全員が現役で入学することから、総合的に同志社や立命館の場合、実質8割が現役、2割が浪人ということになります。
このように浪人生は5人に1人ぐらいの割合になっています。
以前は全体でも3人に1人とか浪人生の割合が高かったのですが、少子化の影響で難易度を保つ為、一般入試の定員が少なくなり、その分推薦入学の生徒が増えている為こういう結果になっています。
同志社や立命に限らず近年は関関同立や産近甲龍どこの大学もその傾向が強いです。
2浪生などは予備校にはゴロゴロいますが、実際のところ大学にはごく少数しかいません。
入学後の大学生活を考えると1浪までで大学に入学することを個人的におすすめします。
関関同立の浪人生の割合で言うと、同志社・立命館>関大>関学で関学が最も現役生の割合が多いです。
関学は一般入試の定員が少なく指定校推薦など推薦入学の割合が非常に高いことや女子学生に人気であることからかなり現役入学生が多くなります。
余談ですが、産近甲龍になるとさらに浪人率は1割ぐらいまでに減少し、産近甲龍よりも下の大学になると95%ほとんどが現役生というぐらい現在浪人生は減少しています。
それぐらい関西の有名私大においても現在現役入学が高く、浪人率は低くなってきています。
行きたい大学から行きたい大学へと現役生の浪人回避の傾向が強くなっています。
関関同立ので浪人率が最も高い大学はどこ?まとめ
- 浪人率が最も高い大学は同志社大学で昔も今も変わらなかったが、最近は立命館と並んでいる
- 同志社や立命館で一般入試では30%ぐらいの割合で浪人生がいる
- 同志社や立命館であっても入学後は推薦入学生が多いため、全体の5人に1人ぐらいが浪人生となる
- 関関同立では同志社・立命館>関大>関学の順で浪人率が高い
以上となりました。
浪人生はぜひ受験校選びの参考にしてほしいと思います