関西学院大学には全学部日程入試と個別入試の2つの日程があります。
関学では今年から2月1日、2月2日と2日間に渡って全学部入試が実施されています。
2月3日以降それぞれの学部で学部別の個別入試が実施されます。
受験生の方はいったいどちらの方が受かりやすいのか?
全学部統一入試と個別入試でどう違うのか?
よく分からない人も多いと思うので関学の全学部と個別入試でどう違うのか?
まとめたいと思います。
関学全学部と個別入試違いや難易度の差はある?
関学は全学部入試と個別入試では入試問題の出題傾向自体はそこまで変わりませんが、
配点が異なるのと、記述問題の有無が変わってきます。
文系学部でいうならば、全学部統一入試では英語200点、国語200点、選択科目150点の550点満点に対し、個別入試では英語200点、国語150点、選択科目150点の500点満点になっているケースが多いです。
文系学部では国語の配点が個別に比べて高いので、国語が得意な受験生にとっては有利になりやすいです。
それから、全学部統一入試では英語、国語ともにオールマークの入試に対し、個別入試では記述問題が出題されるので、英語なら英訳(英作文)、和訳、記述対策をしっかりとしないと点が取れないということになります。
記述がある分、全学部入試より個別入試の方が難易度は高いです。
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そして、受験生が1番気になる全学部統一入試と個別入試でどっちが受かりやすいか?でいうと、関学ではほとんどの学部で個別入試の方が合格最低点が低い傾向にあり、個別入試の方が圧倒的に受かりやすいです。
全学部統一入試と個別入試で合格ラインが10%ぐらい違うので、全学部統一入試では素点で7割5分ぐらいは取っていないとなかなか受からないのですが、個別入試では7割なくても受かる場合も多いです。(年度や受験学部による)
赤本などには個別入試の合格最低点が6割弱になっていることが多いですが、あれは得点調整後の得点になるので、実際は7割取っておかないと合格は安心できないので要注意です。
関学は全学部入試よりも個別入試の方が圧倒的に受かりやすく、関学第一志望の受験生は必ず個別入試メインで受験していくことをおすすめします。
関学全学部と個別入試違いまとめ
- 関学の全学部入試では文系学部の場合、英語・国語はオールマークで記述問題がない
- 全学部入試は英語200点、国語200点、選択科目150点の550点満点で国語の比重が高い
- 問題の難易度は記述問題がある分、個別入試の方が難しい
- 全学部入試よりも個別入試の方が合格ボーダーラインが低く受かりやすい
- 全学部入試は素点で7割5分、学部個別は素点で7割を目指したい
関学の全学部入試と個別入試についてまとめると以上のようになりました。
とにかく関学第一志望の受験生は必ず個別入試を受験するようにしたいです。